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家賃とは、貸主と借主で土地又は建物を賃貸する際に賃貸料として毎月、借主が貸主に支払う対価です。 このような家賃制度が始まったのは、太古の昔に農地を開拓してその畑を人に貸すというシステムが成立し、現在に至ります。
家賃と地代の違い
家賃とは主に、住居や建物の敷地内を使用するものです。
一方地代とは、更地の状態で建物を建築せずに土地使用料として支払うものです。
しかし地代料とはあまり呼ばれず、賃料と表現されることが多いです。
設定方法
家賃の決め方としては、一般的に大家さんが適当に決定していると思われがちですが、それは違います。アパート経営と言うものはとても難しく、明日からアパート経営をして「さぁ、やるぞ〜」といって出来るものではありません。その地域における人口密度や道路の通り方、工場地域ではなく住居性を有しているか等、様々なことを考えなければいけません。
一番考えていることは築年数と近隣相場との関係が大きくウエイトをしめます。
車と同じでお部屋も新しいほうが人気がありますし多少高めに金額設定してもお客さんも付きますし、不動産屋も強気で案内してきます。新築物件は設備等が新品なので不具合による故障も少なくストレスを感じずに住み続けることができます。
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そこで大家さん達は、自分では1から10までは出来ないとわかり専門家にお願いすることが多いです。よくあるのが、不動産開発会社が30年一括で借り上げて土地を有効利用し、大家さんには30年安定した収入を約束すると言うシステムです。税金対策や空地対策を考慮して、賃貸マンションを建設すると言う方がとても増えています。
敷金・保証金の決め方
敷金や保証金をいくら徴収するかは、地域によってかなり異なります。首都圏ですと家賃の1ヶ月〜2ヶ月程度を取り、礼金を1ヶ月分徴収し、入居期間中に更新を迎えると更新料か更新事務手数料を取ります。
礼金等は一般的に不動産屋さんが受け取っていることが多いです。
地方になると、敷金は家賃の3ヶ月分を預かるが礼金は不要で、更新料も取らないという例が多いです。よっぽど酷い使い方をしない限り、敷金は満額から半額程度は返済してもらえるようなので、経済的にとても助かります。
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相場
相場についても地域によってかなり異なります。一般的には部屋の広さによって、家賃の何ヶ月分を預かるかを決めることが多いです。
理由としては、借主が退去をした時に補修料がいくらかかるかを考える際に、工事に入る業者の殆どが面積で金額を算定していることが多いからです。 入居しようと考えている建物の部屋ごとに、異なると言うことはありません。
滞納
入居している間に、ついついやってしまうのが家賃滞納です。手違いで家賃が支払えなかった、手持ちの現金がなく支払えなかった等、理由は様々です。遅れる場合でも必ず、貸主側には連絡しましょう。連絡をしないと最終的に、連帯保証人にも迷惑をかけることになります。
→家賃滞納
共益費と同じということでしょうか?
これは明確な規定はなく、貸主サイドで表現方法が変わります。一般的にはマンションの屋外階段の照明費や固定資産税等、大家さんの自由なように使われるものと言われます。よって借主から何に使われているか開示請求をしても教えてもらえないことが多いです。階数が高ければ高いほどその金額は増えると考えられています。