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家賃相殺
家賃相殺とは、賃貸住宅に入居する際に敷金や保証金のように預け金がある場合に家賃を滞納した場合等に敷金から差し引いて精算(相殺)して下さいとするものです。
この方法は過去の裁判所の判例でも認められています。
方法としては入居期間中に家賃を相殺することはできませんが、退去したら相殺はできます。とても分かりづらいかもしれませんが、つまり退去後でなければいけないということですし、大家さん側もそのような精算方法でお願いしますと主張してくるかたが多いです。
仮に退去後、家賃を滞納している2ヶ月分の家賃は敷金から相殺して下さいと伝えた場合に貸主側はこれを拒否することはできません。
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進め方
一般的な不動産屋さんは滞納家賃がある場合は、これを先ず納付させ預けている敷金と合算し、預け金を多く見せてここから必要以上の補修費を請求し、借主への返還金がかなり減る精算方法を実施したがります。
手順としては家賃は先ず別に返してもらい補修費は敷金から精算してもらうという方法がいいでしょう。
基本的には契約期間内に退去しなければいけません。家賃最終発生日はいつになりますか、期間内であえば借主都合で何とでもなるとおもいますが、契約が切れた場合はあまりお願いが通用しない場合もあります。
家賃敷金相殺
家賃を1ヵ月分滞納しているのですが敷金から相殺して欲しいのですが可能でしょうか。
家賃をまだ支払っていないのであれば払わなければいけないと思いますので、敷金から相殺して下さいと貸主側に伝えてみて下さい。仮に駄目だと言われたら家賃は現金で支払い、敷金を何かに使われる可能性がありますので、先ずはどのように精算するか確認して下さい。
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最悪の場合、内容証明・小額訴訟も検討しています
先方の大家さん不動産屋とは、現在電話で家賃も含めて相殺できないかという交渉を3〜4回ほどしており内容が複雑で進展しないというのが現状です。
私の不満としては下記になります。
修繕費用や修繕内容の詳細な明細を送付すること、
修繕箇所の写真を撮らせてほしいこと、
修繕箇所に経年劣化を考慮しないことに納得いかないこと、
ハウスクリーニングの特約契約について契約時の説明が不十分で納得いかないこと、
以上を担当者に伝えたところ上司と相談の上、週末(金曜夕方もしくは土曜夕方頃に)回答がある予定です。
洗面台はイナックス(リクシル)製で、メーカーに問い合わせたところ、当該状況の修繕費は工賃・出張費含め1万数千円から高くても2万5千円とのことでそれを先方に前前回の電話で担当者に伝えたところ、昨日の電話で3万円のところ5千円引いた額での妥結を提示してきました。
それがこちらとしてはかえって「こちらの根拠ある言い値では簡単に引いたりするんだ。では本当にかかる修繕費はいくらなのか詳細はどうなっているのか」との思いが強くなり最悪の場合、内容証明・小額訴訟も検討し始めていますので明細を送るよう伝えました。
担当者はかなりしぶった様子で上司に相談しないと今は即答できないとのことでした。次回の回答で、納得いく回答がない場合は、内容証明を送りたいと考えております。
多分次回の回答でも、あまり進展は期待できないと思われますが、内容証明作成をする場合に先方にあらかじめ確認しておかなければいけないことや注意点などあればご教示ください。
やはり適正金額での請求にして欲しいということと、本当に支払わなければいけない金額のみの支払いをするというスタンスを見せるのがいいかもしれません。補修費と家賃は別になりますが、なるでく相殺できるように話を進めていくのがいいかもしれませんね。
設定方法
テナント契約で大家と、契約した場合も、家賃の設定方法は個人契約と、同じように対応しても大丈夫でしょうか。
良く、個人契約と法人契約で、法律が違うの聞きますので相殺できる場合とできない場合があると聞きましたのでよろしくお願いします。
はい、テナント契約と個人契約でも考え方はあまり変わりません。消費者契約法が使えるか使えないかはことなりますが家賃だけを考えると同じにあります。
渋谷のマンションを退去しました
敷金20万円を預託、敷金の1ヶ月分10万円を相殺という賃貸借契約を締結してました。退去後10日程度で返還されるものだと思っておりましたが、15日経っても返還なかったので、不動産屋に電話をしました。
すると、「大家に急いでもらうようには伝えますが、1ヶ月程度掛かる場合もあるので1ヶ月程度は待って欲しい」と言われました。
1ヶ月以上経ち電話をすると「2ヶ月程度掛かる」と。そこで猛反発してすぐに返還するよう伝えました。しかし振り込まれることはなく、10日後、再度電話してやっと返還されました。
貸主側の引き伸ばし作戦ですね。
敷金と家賃を相殺された上で、10万円の返還だと思っておりましたが、そこからさらに壁紙交換21,000円全額負担(玄関壁に鏡を設置したためビス3個の穴があった為)とクリーニング代50,000円の50%借主負担の25,000円と振込手数料630円を差引かれて返還されました。
敷金償却は仕方ないですが、ビス穴は借主に支払い義務はありません。振込手数料は契約書にも書かれていないと思いますし、そもそも敷金から引けるものではありません。
敷金相殺の際に不動産に電話した時も「今やってるんですから!」と高圧的で、非常に対応の悪い不動産会社であった為、これが正常な返還だとは思えません。
また、大家も私も同じ銀行ですので、振込手数料630円も不当だと考えております。
振込手数料630円はひどいですね。せめて折半です。